ドラムのタイミングは本当に良くなっている?
前回より良い結果でも、テンポや設定を変えていれば単純には比べられません。何を比較しているかを先に確認しましょう。ひとつの数値で演奏や上達のすべては表せません。
平均とばらつきを一緒に読む
平均の打点は早め・遅めの傾向を、ばらつきはずれの大きさが毎回どれだけ変わるかを示します。早い音と遅い音が平均で打ち消し合っていても、安定しているとは限りません。逆に、かなり安定していても、全体がまとめてずれていることがあります。
タイミングの判定範囲に入った音の割合は、また別の手がかりです。叩くべきだったのに抜けた音も、この割合に反映されます。

比較できる条件を選ぶ
「上達記録」では、グルーヴごとに、条件別の試行を振り返れます。楽譜、テンポ、スウィング、判定ルール、分かっているキットの状態が、読み方に関わります。条件が変わったからといって、上達や後退を意味するとは限りません。
端末のレイテンシーも確認してください。一定のずれは、演奏から来ることも設定から来ることもあり、数値だけでは判断できません。抜けた打撃は、キットの確認が必要な場合もあります。
結果から次の課題へ
具体的な助言では、復習したい楽器と小節内の位置が示されることがあります。その一節を無理のないテンポで練習してから、グルーヴ全体に戻りましょう。学習方法が、その準備に役立ちます。
解析時間は、演奏し終えて照合された小節の時間で、ページを開いていた時間全体ではありません。二回の試行の小さな差は、グラフ上に表れても、長期的な上達の証明にはなりません。
音と体感も大切に
強弱や奏法は、楽譜と設定で測れる場合だけ判定できます。MIDIは、音色や体感のすべてを表すものではありません。結果は、総合的なレベルを決めるためではなく、次に取り組む具体的な課題を選ぶために使ってください。
本格的な練習と記録の管理はサブスクリプションに含まれます。無料体験の流れをご覧ください。