弱打の取りこぼし2分
電子ドラムのパッドが弱い打撃に反応しないとき
強く叩けば反応するのに、弱くするとMIDIノートが消えるなら、「完全な無反応」と「高速時の音抜け」を分けて考える必要があります。
eDrumWorkの診断を開始すると、弱打を要求した回数と受信したMIDIを比較できます。
まず確認したい症状
対象を1ゾーンに絞り、弱い単発を間隔を空けて叩きます。そのあと同じ場所を中くらいの強さで叩きます。中程度では安定して反応し、弱打だけが繰り返し抜けるなら、入力信号を受け入れる境界が疑わしくなります。
反対に、弱打だけでなく強打まで無反応なら別の症状です。また、単発では問題なく連打だけで抜けるなら、高速時の検出を調べるテストへ進みます。
MIDIで分かる範囲
eDrumWorkは、要求した打撃とNote Onの有無を照合します。物理的な打撃力そのものはMIDIには含まれないため、演奏者が「確かに叩いた」と確認したことも診断材料になります。
調整の方向と副作用
このタイプでは、小さいトリガー信号を受け入れやすくする方向の設定が候補です。ただし設定名はモジュールごとに違います。
小さい信号を拾いやすくすると、振動や隣のパッド由来の信号まで拾う可能性があります。変更は少しずつ行い、同じ弱打テストと周辺パッドのテストを繰り返してください。
先に測る理由
「弱いと鳴らない」という印象だけでは、音源側の問題とトリガー側の問題を混同しがちです。MIDIが来ていないことを先に確認できれば、調整する場所をかなり絞れます。